【020】「イプシロン6号機」の打ち上げ失敗! 今後の宇宙開発への影響は?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「イプシロン6号機」の打ち上げ失敗! 今後の宇宙開発への影響は?

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月12日、発射したばかりの「イプシロンロケット6号機」に異常が発生したため、機体を破壊する信号が送られ、打ち上げは失敗しました。
JAXAは12日午後会見し、2段目と3段目のロケットを切り離す前にロケットの姿勢が目標からずれ、地球の周回軌道に投入できないと判断したと説明しました。「イプシロン」は、小型の人工衛星を低コストで打ち上げようとJAXAが開発した全長26メートルのロケットで、今回の6号機には、商業衛星や公募で選ばれた企業や大学の実証実験を行う衛星などあわせて8つの衛星が搭載されていました。
今回の打ち上げは、ロケットの小型化と民間企業への移管など日本の宇宙開発にとって非常に重要な局面となり得るフェーズであったため、関連企業及び今後の計画への影響は避けられないとみられています。
世界の宇宙開発の現状、今後の宇宙ビジネスの展望など様々な角度から今回の打ち上げ失敗の意味を探っていきます。

【OPINION1】揺らぐ国産ロケットの信頼 イプシロン失敗、宇宙開発への影響は

【OPINION2】「宇宙の旅」実現、宇宙にネット基地局網……宇宙ビジネス激動の1年。2022年はどうなる?

【OPINION3】広がる宇宙産業プレーヤー。アップデートされるJAXAの役割

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*