経済

【018】「かっぱ寿司」田邊社長逮捕の背景に熾烈な生残り競争か

【018】「かっぱ寿司」田邊社長逮捕の背景に熾烈な生残り競争が

9月30日、回転寿司チェーン大手の「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイトの田邊公己社長が、以前勤めていたライバルでもある「はま寿司」の営業秘密データを不正に持ち出したとして不正競争防止法違反の容疑で逮捕されました。
田邊容疑者は以前に競合する回転ずしチェーンの「はま寿司」で取締役を務めており、その後「カッパ・クリエイト」に転職。田邊容疑者は、はま寿司の仕入れデータなどを不正に取得し、はま寿司時代の元同僚、湯浅宜孝容疑者がデータ閲覧のためのパスワードを田邊容疑者に教えたとされています。そしてカッパ・クリエイト幹部の大友英昭容疑者は田邊容疑者とこの仕入れデータを共有し、社内で商品開発につなげた疑いが持たれています。
なぜ田邊容疑者はこのような行為に出たのか、行動の背景には親会社からのプレッシャー、業界内の過酷な生残り競争が見え隠れします。これらを各視点から紹介します。

【OPINION1】外食ビジネス精通の経営者 業績改善へ奔走―田辺容疑者・かっぱ寿司

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【OPINION3】回転寿司業界、初の市場縮小か…上場4社でスシロー&くら寿司が“勝ち組”の理由

【014】ロシアのウクライナ侵攻(4)

ロシアによるウクライナ侵攻

ロシアが2月24日にウクライナに侵攻を開始して、6月3日で100日が過ぎました。
この侵攻により民間人の死傷者は、国連が厳密に確認しただけでも、4183人が死亡し、5014人が負傷しています。
ウクライナでは人口の約3割にあたる1400万人近くが避難を余儀なくされ、500万人近い子供が教育を受けられなくなりました。また、世界食糧計画(WFP)によると、戦争による穀物の輸出封鎖と食品価格高騰のため、世界中で17億人が飢餓に直面する危険が高まっていて、「急性の飢餓」に直面する人数は4700万人増えるおそれがあるそうです。
100日を経ていまだに終わりが見えず、むしろ長期化への懸念も膨らんできているこの状況は、世界の経済、食糧事情に大きな影を落としつつあります。
終わりの見えないこの争いを理解するために、前回はこの争いの舵取りになりえるNATO、アメリカ、中国について紹介しました。今回は、100日が過ぎた今の現状と問題、戦争終結へのシナリオを紹介します。

【OPINION1】民間人死亡者だけで3万人に迫る…終わりの見えないウクライナ戦争

【OPINION2】ウクライナ情勢と世界の食糧危機 黒海の輸送ルートは

【OPINION3】ウクライナでの戦争の結末は、5つのシナリオ 開戦から100日過ぎ

【007】ロシアのウクライナ侵攻(2)

ロシアによるウクライナ侵攻

ロシア軍は2月24日、ウクライナの軍事施設に対する攻撃を始めたと発表し、ロシアによる軍事侵攻が始まりました。
当初はロシアが圧倒的な戦力を背景に、数日内に制圧するものと見られていましたが、予想外のウクライナの抵抗により、両国ともに多くの犠牲者を出しています。終わりの見えないこの争いを理解するために、前回は両国及びこの争いの中心人物となるプーチンの過去をご紹介しました。
今回は両国がこの争いに至った経緯、そして窮地のウクライナを率いるゼレンスキー大統領の過去をご紹介します。

【OPINION1】ロシアはなぜウクライナに侵攻したの

【OPINION2】軍事衝突に至ったウクライナの歴史的な背景

【OPINION3】ゼレンスキー大統領とは何者か