【011】総額約5・6兆円! イーロン・マスク氏によるTwitter買収の狙い

マスク氏とツイッター、買収案で合意

米ツイッターの取締役会は、4月25日に電気自動車「テスラ」、宇宙開発「スペースX」などの創業者であるイーロン・マスク氏による買収提案を受け入れることで合意したと発表しました。買収総額は440億ドル(約5.6兆円)となる見込みです。買収手続きは年内に完了する見通しで、その後は非上場化が行われると見られています。 マスク氏は、買収合意の発表で、「言論の自由は機能する民主主義の礎石で、ツイッターは人類の未来に不可欠な事柄が議論されるデジタルの町の広場だ」と表明。 マスク氏は、過去にツイッターに対する不満をツイートしたり、新しい機能の導入等について独自にアンケートを実施するなどツイッターの問題点を指摘してきました。 今回の買収の狙い、Twitterが抱える問題など各視点を紹介します。

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【010】ボクシング王座統一戦 村田諒太選手がゴロフキン選手にTKO負け

ボクシング 村田諒太 ゴロフキン選手との王座統一戦でTKO負け

WBA=世界ボクシング協会のミドル級スーパーチャンピオン、村田諒太選手が4月9日夜、元3団体統一同級王者で現IBF世界同級王者のゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)に9回テクニカルノックアウトで敗れました。試合はもともと去年12月に予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響で延期となり、村田選手にとってはおよそ2年4か月ぶりの試合でした。 序盤は村田選手が積極的に前に出て、ゴロフキン選手のウイークポイントとみられるボディ攻撃で有効打を重ねましたが、中盤以降は徐々にゴロフキン選手の多彩な攻めに村田選手の手数も減っていきました。 そして第9ラウンドにゴロフキン選手の右の強打とほぼ同時にセコンドからタオルが入り試合終了となりました。 日本ボクシングの歴史において“世紀の一戦”となった主役の村田諒太選手について、過去の歴史、村田選手を取り巻く環境などをご紹介。

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【009】加藤豪将メジャー昇格

加藤豪将メジャー昇格

ブルージェイズの加藤豪将内野手が4月4日(日本時間5日)、28人の開幕メンバーに入ることが決定しました。2013年にヤンキースに入団から10年の月日を経て悲願のメジャーリーガーに。加藤選手の経歴、過酷なマイナーリーグの現実を紹介しながら、加藤選手が成し遂げたことの偉大さをご紹介。
(追記:4月10日に傘下のマイナーリーグに降格が決定しました。)

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【OPINION2】加藤豪将が考える「野球とベースボールは全然違う」

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【008】ロシアのウクライナ侵攻(3)

ロシアによるウクライナ侵攻

ロシア軍は2月24日、ウクライナの軍事施設に対する攻撃を始めたと発表し、ロシアによる軍事侵攻が始まりました。 当初はロシアが圧倒的な戦力を背景に、数日内に制圧するものと見られていましたが、予想外のウクライナの抵抗により、両国ともに多くの犠牲者を出しています。終わりの見えないこの争いを理解するために、前回は両国がこの争いに至った経緯、そして窮地のウクライナを率いるゼレンスキー大統領の過去を紹介しました。
今回は、この争いの舵取りになりえるNATO、アメリカ、中国について紹介します。

【OPINION1】そもそもNATOとは?なぜウクライナは加盟できない?

【OPINION2】なぜ米国はウクライナに軍を派遣しないのか?

【OPINION3】中国が泥沼化するウクライナ危機から学ぶ三つの論点

【007】ロシアのウクライナ侵攻(2)

ロシアによるウクライナ侵攻

ロシア軍は2月24日、ウクライナの軍事施設に対する攻撃を始めたと発表し、ロシアによる軍事侵攻が始まりました。
当初はロシアが圧倒的な戦力を背景に、数日内に制圧するものと見られていましたが、予想外のウクライナの抵抗により、両国ともに多くの犠牲者を出しています。終わりの見えないこの争いを理解するために、前回は両国及びこの争いの中心人物となるプーチンの過去をご紹介しました。
今回は両国がこの争いに至った経緯、そして窮地のウクライナを率いるゼレンスキー大統領の過去をご紹介します。

【OPINION1】ロシアはなぜウクライナに侵攻したの

【OPINION2】軍事衝突に至ったウクライナの歴史的な背景

【OPINION3】ゼレンスキー大統領とは何者か

【006】ロシアのウクライナ侵攻(1)

ロシアによるウクライナ侵攻

ロシア軍は2月24日、ウクライナの軍事施設に対する攻撃を始めたと発表し、ロシアによる軍事侵攻が始まりました。
当初はロシアが圧倒的な戦力を背景に、数日内に制圧するものと見られていましたが、予想外のウクライナの抵抗により、両国ともに多くの犠牲者を出しています。終わりの見えないこの争いを理解するために、まずは過去を知ることが必要です。
今回はこの戦争ついて理解するための前提として、両国及びこの争いの中心人物となるプーチンの過去をご紹介します。

【OPINION1】ウクライナの歴史

【OPINION2】ロシアの歴史

【OPINION3】プーチンの歴史

【005】待望のアルツハイマー病新薬「アデュカヌマブ」、米FDAが20年ぶり承認

米食品医薬品局(FDA)は7日、日本の製薬大手エーザイと米バイオ医薬品大手バイオジェンが共同開発したアルツハイマー病の治療薬「アデュカヌマブ」を新薬承認した。アルツハイマー病の新薬承認は約20年ぶり。アデュカヌマブは、アルツハイマー病患者の脳内に蓄積したアミロイドβ(Aβ)を除去することで、疾患の悪化を抑制するとされる。同薬は過去には望んだ効果が得られないと開発を中止したが、その後の解析で、一部の投与群には有効性が見込めるとして方針を一転し、開発を再開するという実用化までに二転三転した経緯がある。
 2050年には1億人を突破すると見られている認知症患者だが、これまでは認知症の進行を遅らせる薬しかなかった。今回承認されたアデュカヌマブは原因となる物質に直接作用するとされ,非常に大きな期待が寄せられている。
 莫大な売り上げが見込める​アルツハイマー病治療の市場、介護者含め大きな期待を寄せる患者などそれぞれの視点で捉える。

【OPINION1】アルツハイマー新薬の、バラ色とは言えない評判とコスト

【OPINION2】FDAの審判が「アルツハイマー病治療」の行方を左右

【OPINION3】アルツハイマー治療薬 待ち望む人の思い

【004】大坂なおみ選手が全仏オープン棄権表明、うつ闘病を公表

記者会見拒否問題で注目されていた女子テニス、世界ランキング2位の大坂なおみ選手は、出場中だった全仏オープンテニスを棄権すると表明。同時に2018年以来、うつ病に悩まされ続けていることを公表した。大阪選手はツイッター上で、「数日前に(記者会見をしないこと)発表をした時にこんな状況を想像していなかった」と胸中を告白。「大会やほかの選手、私自身にとって撤退することがベストだと思った」と全仏オープンを棄権する理由を明かした。過酷な世界で身を削って戦い抜く選手、その選手を環境面や金銭面でサポートするスポンサー、そしてそれを伝えるメディア。それぞれの役割が時代と共に変化しつつある現状で、歪みが浮き彫りとなった問題をそれぞれの視点で捉える。

【OPINION1】大坂なおみ選手の会見拒否に見るメディアの問題点

【OPINION2】“ポジティブ原理主義”には弊害も。専門家が語るアスリートの心問題。

【OPINION3】大坂なおみ、ヨネックスの契約のきっかけは母からの手紙 米山勉会長が明かす10年間の交流とジュニア育成への思い

【003】『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』興収400億円を突破。

昨年10月に公開されたアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の最新の興行収入が発表され、国内で史上初となる興収400億円を突破した。また、日本を含めた全世界(45の国と地域)での総興行収入は約517億円となり、現在も記録を伸ばし続けている。『鬼滅の刃』は、2016年2月から20年5月まで『週刊少年ジャンプ』で連載され、2019年4月から放送されたテレビアニメで人気に火が付き社会現象化。クオリティの高いアンメーションを制作する「ufotable(ユーフォーテーブル)」、原作者と伴走した『鬼滅の刃』初代担当編集者などのインタビューから見えるヒットの要因を探る。

【OPINION1】映画「鬼滅の刃」一番儲かっているのは集英社ではなくソニーか

【OPINION2】世界を虜にしたアニメ『鬼滅の刃』はどう作られたのか ufotableにしかできない作画とCGの融合 前編

【OPINION3】『鬼滅の刃』大ブレイクの陰にあった、絶え間ない努力――初代担当編集が明かす誕生秘話

【002】決断時期が迫る東京オリンピック・パラリンピック

開催まで3ヶ月を切った東京オリンピック・パラリンピック。主要都市の非常事態宣言が続く中、政府はオリンピック開催の姿勢を崩していない。また、東京五輪組織委員会が日本看護協会に500人の看護師確保の協力を要請したという。IOCのバッハ会長の来日延期、遅々として進まない国民のワクチン接種など開催への逆風が吹く中、経済、医療、選手それぞれの発言から浮かび上がる事実や思いを掲載。

【OPINION1】東京オリンピック・パラリンピックが中止になった場合の経済的損失は?無観客開催だとどうなる?

【OPINION2】新型コロナ、第4波の大阪は「これまでとは別世界」~呼吸器科医・倉原優氏の緊急寄稿(2)

【OPINION3】“選手として賛成、国民として反対” オリンピックへの葛藤