北海道の知床半島沖で26人が乗った観光船の遭難事故は 4月23日の発生から、まもなく1か月となります。これまでに14人の死亡が確認され、未だに12人の行方がわからなくなったままです。
今回の事故では、当時天候の悪い状況の中で出航を決めた経緯、「知床遊覧船」の桂田精一社長の事故対応や船体及び連絡設備の不備、そして海難事故を未然に防ぎ、それでも事故が起きた際の救命設備に関する法整備など、数々の疑問・問題点が浮かび上がっています。
コロナ禍の中、観光業は大きな打撃を受けどこも運営状況が良好ではないことは前提ではありますが、それでも人命を預かる責任の重さは変わることはありません。
そして遊覧船を運用する企業の大多数は、今回の事故のような軽率な判断、設備で実施している訳でもありません。
それでも、今回の事故は運営側、法整備をする側ともに過去の負の遺産を凝縮したかのような象徴的な出来事になってしまいました。事故に巻き込まれた方々及び、そのご家族の悲痛な気持ちを無駄にしないためにも、様々な角度からこの事故を見直す必要があります。
【OPINION1】知床観光船~被害は防げなかったのか
2022年 5月 の投稿一覧
【011】総額約5・6兆円! イーロン・マスク氏によるTwitter買収の狙い
米ツイッターの取締役会は、4月25日に電気自動車「テスラ」、宇宙開発「スペースX」などの創業者であるイーロン・マスク氏による買収提案を受け入れることで合意したと発表しました。買収総額は440億ドル(約5.6兆円)となる見込みです。買収手続きは年内に完了する見通しで、その後は非上場化が行われると見られています。 マスク氏は、買収合意の発表で、「言論の自由は機能する民主主義の礎石で、ツイッターは人類の未来に不可欠な事柄が議論されるデジタルの町の広場だ」と表明。 マスク氏は、過去にツイッターに対する不満をツイートしたり、新しい機能の導入等について独自にアンケートを実施するなどツイッターの問題点を指摘してきました。 今回の買収の狙い、Twitterが抱える問題など各視点を紹介します。
【OPINION1】「トランプのアカウント凍結」と「メルケルのツイッター批判」、多くの人が誤解していること
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