米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手(28)は今季最終戦となるアスレチックス戦(オークランド)で「3番・投手」としてスタメン出場しました。初回を投げ終えたところで今季試合数と同じ162投球回となり、自身初ワールドシリーズが創設された1903年以降のメジャー史上でも初めての、同一年で規定投球回と規定打席のどちらも規定に達し、いわゆる「ダブル(W)規定」を達成しました。
大谷選手は今季15勝&34本塁打で、「野球の神様」と言われたベーブ・ルース以来104年ぶりとなる2桁勝利、2桁本塁打を同一シーズンでマークした「W2桁」に加え、「W規定」にも到達。
メジャー5年目にしてまた一つ大偉業を達成した大谷翔平選手は、どのように進化を遂げたのでしょうか。今シーズンを投手として、また打者としての成績を振り返りながら大谷選手の進化の軌跡を紹介します。
【OPINION1】投手・大谷翔平の止まらぬ進化 球速、制球、スタミナ…投球内容は軒並みアップ